古くから商人の町として栄えた大阪、現在の主要産業は何？
大阪は江戸時代から商人の町、天下の台所をしょうされ、商人が多く商業が常に盛んな地域として栄えてきた町です。
大阪というと関東の人たちは、お笑いとかお好みとかたこ焼きというイメージしかないかも知れませんが、大阪の人たちは実に幅広い商いをしています。
古くから大阪の町でにぎわっていた業界というとやはり卸売業・小売業、そして製造業です。
製造業？と思うかもしれませんが、卸売小売・製造の分野で大阪の売上高全体の8割以上を占めているのです。
卸売・小売の分野をみてみると、大阪府産業全体の6割以上となり、東京の次という位置にあります。
全国的に見ると、この分野において売上の1割以上をあげているのですから、大阪、大したものです。
大阪の企業をみても、知名度の高い大きな企業ばかり
大阪の企業別売上ランキングをみると、いずれも知名度の高い大企業ばかりです。
総合電機部門で素晴らしい成績を収めている企業もあれば、巨大商社と呼ばれる企業もあり、不動産分野、電気分野と、さまざまな分野の企業がランキングに入っています。
特に2015年売上高大阪府第1位となっている総合電機部門を主力とするあの有名な企業は、長い年月、上位に君臨する大阪の企業として有名です。
様々な電気製品を発案し、大ヒットを飛ばした製品も多く、全国、いや世界から知られている企業です。
大阪の町には大企業が多い
大阪の街を見ると、大企業が非常に多いということがわかります。
トップ企業として長いこと大阪に本店を置き、地方でも活躍している企業もありますし、東京に本店を置く西方面の拠点として、支店などが多い事でも知られています。
大阪は食い倒れ等、飲食業も有名ですが、古くから大手企業がこの街の産業を支え、不況の中でも屈することなく経営に力を入れていたことで、日本屈指の企業と呼ばれる企業が大阪に多くなっているのです。